売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

⑥D専アンドロイド工場「エピローグ」※おわり

「・・・かくかくしかじかで、以上、報告終わります」

「はいお疲れ~」

課長に一部始終を報告し、席に着くとB子が話しかけてきた。

「Aくん、またとんでもない結果、出しちゃったわね」

「そうか?なんかでもスッキリしないんだよな~」

「どうして?」

「私情は一切挟まないのが俺たちSSSだろ?でも今回はちょっと違ってさ」

「だいたいこのヤマに上層部がなんで俺を指名したのか、未だに謎だしさ・・」

それよりも信頼していたあの3人、あの3人がどうしてC子を襲ったのか、そしてあの3人はどうなったのか引っかかっているのだ。そして【Dの意志】、あれからじっちゃんはいくら話しかけても出て来ない。

課長「そうそう、Aくん、今回の事件で話があるって」

課長「君を指名した上層部が役員室で待っているよ」ニヤニヤ

いくらSSSのエースとは言え、平捜査員のAが国家機密の上層部と面会できるチャンスなどなく、それこそシークレット中のシークレット、最重要機密部分に当たるのだが・・・。ビクビクしながら役員室へ向かう。

「コンコン、入ります!」ガチャ

「わははは~!私の一撃よくぞかわした!ww」

「き、キンポーのおっさん!」

「奥さんの写真がまだ送られてこないぞ?ww」パシャパシャ

「わたぶ~さんも!?」

「私は本当は右利きなのだよ」シュパ!

「あ、あぶ!危ないですって!ドクターも!」

「みんな!良かった!無事だった!でも・・・なぜC子を?」

彼ら3人はSSSの特別潜入捜査員だった。ただその世界ではあまりに有名であるため、芸能界やマスコミ、TV業界などの潜入を行う特別専門チームの、つまり仲間だったのだ。

「お前に【Dの意志】があるってドクターが見つけてさ」パシャパシャ

「これを覚醒させないとキメラに勝てないってドクターが。わははは」

SSSである事がバレてしまった3人はAの【Dの意志】を覚醒させる事に掛けた。そのために乱暴ではあったがC子を襲い、Aの覚醒を待ったが3人はオーナーにやられてしまう。

「C子が、社長!あとは任せた!わははは!って言ってたって・・・」

ウイーン。自動扉が開く。

「始めまして。私が当組織のトップです。」

「め、め、メンちゃん!?」

「その節はどうもw」ウインクぱちー

「申し訳ないが、捜査員たちの素性は全部、組織のDBに入ってある。このDBからAIが導き出した最適な捜査員が、A君、君だったという事だ。家庭の事情、親族、配偶者の情報まで全てを計算した結果、選ばれただけ。」

メンちゃんは続けた。

「そしてD専工場でキメラ復活の情報が出てね・・・。まあA君くらいDB嫌いなら適任かなって」ウインクぱちー

「ま、全て私の計算通りになっただけだけどな、ふん」ゴクッ

「さ~って。これで本当にPIG4も解散だww」パシャパシャ

「じゃ、飲みに行くかあ!今夜は社長のおごりだぜ!わははは」

「だから社長って言うのはおよしなさい!」ウインクぱちー

「・・・二次会はおごるよ」ゴクッ

「今夜は昇進祝いだな!わはははは!」

全て組織が仕組んだシナリオ通りではあったが、見事に大役を務める事に成功しAは「SSS」の特別スペシャルチームである「SSSS」へ抜擢されたのだ。これから「S4」(エスフォー)として華々しくも・・そしてこれらかもずっと世間の誰にも知られる事のない潜入捜査員として。今日の日本は彼らのような裏方さんに支えられて存続出来ている事実を知っている人間は少ない。

 

(・・・・今のお主なら奥さんもイケるハズぢゃw)

(じ、じっちゃん!?どこ!?)

(1世は両刀ぢゃったぞ!ww)

(ばいば~いw)スッ

 

おわり

 

ファンタジーを書いてみたく、勢い余って挑戦してみたものの、やっぱりその難しさは名器に出会うよりも難しいって事が大変よくわかりました!w

 

おわり