今日、昔のお客様と久々に会った。親族(80歳)の義姉が心臓手術を受けたそうだ。心臓を取り出しての大手術だったらしい。
「心臓の冠動脈を付け替えてね~」
「おお、バイパス手術だったんですね!」
「冠動脈の代わりの血管をカラダから探して取って」
「ああ、グラフトですね。太ももとかでしょ」
「血液を機械で回して心臓取り出してね」
「人工心肺ですね」
「心臓が動くと難しいからそうしたんだって」
「オンビート(心臓動かしたまま)でやれるところはこの近くにないですよ」
「1本はそのまま行けそうだったから太ももからワイヤー通してね」
「ステントですね。全部それでイケるなら開胸も不要なんですけどね~」
なるべくカラダを開かない方が術後の経過もいいし、このステントってヤツは本当にすごい。シャーペンの芯のようなワイヤーを太ももから差し込んで心臓部まで持って行き、バルーンと呼ばれる網のようなワイヤーを開いて血流を確保する術式だ。
「あんた、やっぱり詳しいね~。お医者様もそんな事言ってたよ」
「いやいや、まあ、なんか覚えてただけですよ」
いや、実は全部コイツの受け売りだ(笑)
本格的なマンガって本当に知識を得るには最高です。特に私のようなバカには最適。しかもストーリーが最高にいいし、大学病院の現状とか研修医の実情もよくわかる。
ドラマになったのはこいつが原作なの?知らないけど、生保業界に関わる方はこの漫画、絶対にオススメっす。
現在、私はクリエイティブ系の仕事をやっているけども、キャッチコピーだったり紙面構成だったりがパッと思い浮かぶのは繰り返し繰り返し好きなマンガを読んだからです。そんなに種類は読んでないけども、好きな本はそれこそセリフを暗記できるくらいまで読んだ。
それも立派な財産です^^
終わり