ニッセイさんがとんでもない保険を出してきました。
個人用ではなく、法人用です。
こんな商品が出せるなんてやっぱりニッセイは日本、いや世界を牛耳る巨大保険会社であると再認識です。御かみ(金融庁)もニッセイさんの言う事だから・・・とこんな内容を認めざるを得なかったのでしょう^^;たぶん。
個人用の保険商品はう◯こだと思います。当ブログでもけちょんけちょん扱いです。もっと現場、セールスレディの事を考えて、他社に切り替えられないような商品を開発してやればいいのに。といっても販売手法の基本が更新型のパッケージ商品売りだから無理か。
さてこれは「法人用の保険」ですが、手書きのヒミツ文書公開(笑)
◯告知がとても緩い(詳細不明)
◯最終的には死亡保険でなんと全損商品(詳細不明)
◯若い人より社長さん世代の年齢の方が保険料が安い(詳細不明)
◯解約返戻金を利用しての退職金作りに最適である(詳細不明)
◯死亡保険がなんと5億まで入れる(詳細不明)
※聞いただけの話なので「詳細不明」としておきます。検討・加入時は自己責任でお願い致します。
告知がめちゃゆるゆる
とにかく、まずは何がすごいかって、これ、加入時は「傷害保険」なのです。生命保険じゃない。つまりは損害保険だってこと。ケガに対する保険としてスタートする為、「告知」がとにかくめちゃ緩い。(らしい)
だいたい、経営者なんて50歳も超えたら色々出てくるよ。接待だとかお酒とか、健康診断の数値なんてめちゃくちゃさね。それが、なんとこれは損害保険です。ケガの保険です。直近での入院予定や過去2年以内の手術がなければほぼ入れる?過去の健康診断は不問という話も(詳細不明)
ビックリ大変身する
そして一定の期間(10年くらいとか?)を超えると大変身を遂げる。なんと!加入時の傷害保険から死亡保険、つまり生命保険に変身するそうです。(らしい)
「保険、入りたいけど入れなくてさ」という社長さん、どれだけ世の中にいると思う?そんな社長・役員さんがターゲットになるなら本当に恐ろしい保険内容ですよこれは。
若い世代より安い?
詳しくは聞いてないけど、保険の常識を覆す言葉。確かに加入時は障害保険です。つまり「ケガ」という視点で見ると、スポーツだとかなんだとか無茶してケガしやすい若い世代より自分のカラダをいたわる社長世代の方がケガはしにくいのかもしれないという見方なのかもです。結果、若い世代より保険料が安いという事なのかも。まさに社長世代にターゲットを絞っている。すごいよ、これ考えた人。
解約返戻金を利用した退職金作り
これが実際の目的でしょう。「全損」という事は保険料は「全額損金」扱い。つまり全額経費で計上できるって事です。利益が出て、4割近く税金で持っていかれるくらいならこの保険に加入して保険料として経費計上すればいい。そうすれば本来、税金として納めるお金を保険料として、貯蓄できるワケです。合法的な脱税だ。というと聞こえは悪いけど、ばっちり内部留保できます。そしてなんか80%近く貯まるらしい。税金で納めたハズのお金の8割が貯まってるって事だ。結果、110%を超える効果が見込める。(らしい)
MAX5億の死亡保険
これもすごい。世の中には健康告知に問題があって生命保険に入れない社長さんがどれだけいると思ってるんだ。それが最大5億の死亡保険に入れるってさ。もちろん最初は障害保険だから一定期間を超えないといけないけどね。
以上、ニッセイ、というか日本の生保会社が嫌いなワタシが、聞いただけの情報だけどまとめてみました。ニッセイさん、これだけの商品を開発したとかスゴイと思いますヨ。
日本社生保は嫌いだけど、生命保険に入れる間口を広げたって事だし、こういうのはすごくいいね!考えた人、スゴイ!
おわり