売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

このセンス。「君の名は。」

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泣いてしまった。厳密に言うと会社で仕事中だったので涙目をこらえるのに必死だったのだ。この作品は一撃で私の心に踏み込んできたのだ。AV業界にはそんなに詳しくないが、あるキャッチコピーを考えていた矢先、ふとググった先にこの作品はあった。

大学生の頃はクリエイティブな職業に憧れたものの、時代は「営業職」しか採用がなかった私たちの時代。

その後、紆余曲折あったものの、40歳の後半にも差し掛かろうとした今、ようやくその職業につけている。ただ、クリエイティブな職業というのは天才と秀才でその差は歴然だ。狙ったキャッチコピーというものは、勉強し、努力した秀才の人間が、考え考えて考え抜いて出してくるフレーズよりも、天才肌の人間がパッと思いつくフレーズの方が格段に面白い事が多い。私の周囲にはその天才肌の人間が大変多く、常識に捕らわれない天才肌の人間はちょっと他の人と違う面も多いが、まさにバカと天才は紙一重なのだとこの歳になって痛感している。

そんな事は置いといて、もはや私の脳内では「縄」がこびりつき、「名は」は消えてしまった。しかも「your rope」と言うさり気ない演出も冴えている。腹を抱えて笑うほど私の心に入り込んだキャッチコピーは20年前に衝撃を受けたアレ以来だろうか。

 

「パイパニック」「これを見て あなたの股間も デカプリオ」

もしあなたがアダルトビデオ業界で働いていたとし、何か作品を世に出さないといけない立場の人間(ディレクターだったり監督)だとする。ありふれたアダルトビデオ業界では出演女優ももちろんだけど、タイトルがとても重要でインパクトかつその内容に興味を持たせる事が必須だ。売れるか売れないか、会社が倒産するか生き延びるか、そのタイトルにかかっていると言っても過言ではない。まさに売れるキャッチコピーひとつにその作品と会社の命運が掛かっているのだ。

私が見るか見ないかは別として、ロープを使ったプレイが好きか嫌いかと言えば興味はない方の人間だし、きっと中身は普通の緊縛プレイものだとも思うから別に見る予定もないのだけど、「これを見て あなたの股間も デカプリオ」で有名な「パイパニック」に続き、「君の縄」。このインパクトは間違いなく私の心に残ってしまった。

そしてスゴイのはこれからだ。「まだ縛ったことのない縄を望んでいる」というサブキャッチは誰でも考え付くだろう。そして当然ながら「これを見て あなたの股間も デカプリオ」には到底及ばない。しかしもちろんこの作品はライバルを超えるインパクトを持たせるべく、力技で超えようとしてきた。

ちょっとエロい画像が入るので周りはカットしてしまったけど、その秀悦なサブキャッチを見ていただきたい。

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そう来たか!「前前前世」も流行ったね~。作品名とタイトル曲のふたつで販促を掛けてきたこの作品。時代がこれから20年も経過するとキャッチコピー勝負は残念ながら「パイパニック」の勝ちと思うけど、横綱に一矢報いた力士であるには間違いない。

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おわり