売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

クロージングの授業をした結果

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「クロージングを教えてください」
ある後輩の女性(独身)が私に特別授業を依頼してきた。居酒屋でもいいし、みんなが帰った後の会社のオフィスでもいいそうだ。つまり二人っきりで教えてくれという事だが、私には愛する妻と子供がいるけどこれは仕事だからとりあえず了承し、場所はオフィスにした。男なら一度は憧れるオフィスでの居残り授業だ。
クロージングは人生において色々なシチュエーションで使用する事が多い。契約をもらう時だったり、社長にプレゼンを通す時だったり、そして女性を落とす時でもそうだ。
「明るく楽しく前向きなYESのサイン」をもらう為に、営業マンはクロージングの訓練は欠かせない。
私も契約だったりプレゼンだったり、もちろん女性を落とす為にもクロージングは訓練した記憶がある。今の私はほとんどクロージングなど必要がない職場にいるが、経験値を買われて後輩などに指導するシチュエーションも多々発生している。
「指が銃の一部になった」
これは訓練されたプロのヒットマンがよく使う言葉であり、極度に集中しターゲットに照準が重なった瞬間、どんな雑音も、そして感情も関係なくトリガーを引いてしまう習性の事を言う。(らしい)
確か私の大好きなシティーハンターというマンガの主人公である冴羽獠も言ってたから間違いないと思う。
「こう言われたらどう返しますか?」
私に対して質問が来る。ほとんどは「反対処理」と呼ばれるもので対処して行くのだけど、これは日頃から訓練を重ねておかないととっさの時に言葉として出ないものだ。まさに「口が脳の一部になった」状況だ。ただ注意しないといけないのは、一度しっかり相手の意見を受け止め、ブーメランのように相手の心理に迫って行く必要があり、まるっきり反対の言葉で相手の意見をつぶしてしまってはクロージングは失敗に終わる。
「昔こんな事があってね・・・」
私も多くのクロージングを使い、仕事、女性を口説いて来たが、その後輩の女性(独身)に思い出話を語ってしまった。つーかせっかく二人で居残りしてるのにマジメな話なんかしてらんない。

 

感情的と情熱的と

いつだったか、ある巨乳の女性と一晩中、同じ車にいた事がある。女性と車の中で過ごすだなんて何度か経験があるのだけど、車内なんて空気の循環も悪いし、私の顔はアブラでべっとり、女性の化粧もテカテカになり、車内デートはあまりいい事はない。

プルデンシャル生命に入る前の超大手企業にいた頃の話だ。一晩中女性と車の中にいてナニをしてたかというと、ナニを隠そう、なんとかしてナニをナニしてもらいたかっただけなのだ。別に監禁しているワケでもなく、女性はナニか相談事があったような記憶があるけど、内容なんてナニも覚えちゃいない。どうやってナニをナニしてもらおうかだけをひたすら考え、女性の相談事はそっちのけ、ひたすら巨乳のみが気になり、頭はナニ状態である。

明け方が迫り、時間の猶予が無くなり喉はカスカス、頭はボー、口はヤニ臭くなり、眠気も限界に来たにも拘わらず、その女性はペチャクチャとくっちゃべってるのだ。ホントにこの巨乳女は良くしゃべる。正直飽きて来たのも手伝って、いきなり勝負に出る事にした。

「あの・・情熱的になっちゃった」

「ナニが?」

「そうナニが

そう、一瞬の出来事だけど「ナニが情熱的」になったと伝えたのだ。「ナニが?」と聞かれて「ナニが」と答える。これこそ相手の質問に対してスムーズに「俺のナニをなんとかして」とクロージングを行えた代表事例であると今でも思っているし、事実、その女性は大爆笑したのだ。エロい事を明るく楽しく元気よく私は彼女に伝える事に成功した事になる。下ネタに無関係な話題で独占された雰囲気を一気に話題を下ネタにすり替えたのだ。車内に男女二人っきりというムードは否が応でもナニを連想するものだし、多少の情事も許せる雰囲気も手伝って私のクロージングは成功したかのように思えたが、そのガードは岩のように固く、私の固くなったナニを以てしても崩すことはできなかったが、ズボンの片隅でパンパンに膨れ上がったナニをじっくり凝視されてちょっと恥ずかしかったけど、セクハラ気分は十分に味わえたのだ。もちろんナニごともなく、終わってしまったのはクロージングが甘かったのか、車内という空間がまずかったのか、時間が遅すぎたのか課題は残っている。やっぱりその日その時にクロージングできて一流だと思うのだ。(ちなみにその日はダメだったけど、後日バッチリだったのはナイショ)

 

情熱的より感情的になった・・の方が良かったかねえ?」

二人きりのオフィスでそのコに伝える。

「ナニが感情的になった、もおもしろいですね!」

「先輩のナニをナニもしませんケド。」

おお、見事なブーメランを返してきやがったな。でもこれで十分なのだ。結局、マジメなその子とは一線を超える事はなかったが、見事にこの子の深層心理に私のナニを植え付けてしまった。その後、オフィスですれ違ったり、給湯室で一緒になったりした時も「今日も感情的ですか?」「昨夜からパンパンだよ」「若いですねw」「今晩どう?」「イヤですw」などとこっそり下ネタが話せる二人という関係を築き上げる事に成功し、私のオフィスライフも楽しくなった。やっぱり下ネタって大事なんだよ。しかしいったい俺はナニを言っているんだ。

おわり