読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

⑦~奇跡の700分の1~超大手企業に受かる

www.pamda.xyz

 

(役員面接か、役員って誰だ?)

 私は大学3年のアルバイト時代、某繁華街にて、ナイトクラブで働いていた。夕方から店に入り、それこそ夜が明けるまで・・・ストレスのたまったおばさん達の相手をしていた。お客は同じく繁華街で働くおねーさん(おばさん)たちである。

 ヒドイんですよ、ほんとに。アイスペールの氷を捨て、その中にヘネシーとフォアローゼスをドボドボと。ブランデーとバーボン。「ストレートじゃ、かわいそうだから」とビールを注ぎ、日本酒を入れ、特製カクテルの出来上がり。イッキで飲み干します。この世のモノとは思えないステキな味です。(ここはホストクラブじゃねーぞ)と思っても、相手からみたらホストクラブみたいなもの。男性店員が女性客をもてなすんだから。

 そんな経験をしていた私は、アルバイトながらいつの間にか、私と先輩が仕切る店となっていった。(マスターはどっかに逃亡してしまったw)バブルが弾けたとはいえ、まだまだバブルの余波はあった。平気で一人5万とか払って行く。小さいお店ながら、売上は月600~700万円とか普通だった。今考えたらすごい時代だよね。

 (どっちが社長だ?)

さて、最終面接が始まった。にこやかなお地蔵さんみたいなおっさんと眼光がするどいおっさん2名だった。よりによって、どうやら私は社長の顔すら調べず最終面接に赴いてしまったようである。(この際、どっちでもいいや。どうにでもなれ)と開き直るしか方法がなかった。さて、面接がたんたんと進む。しかしいまいちパッとしない。会話もイマイチ弾んでない?(なんかマズイ)と思った私は自分からこんな事を言い出した。いちかばちか。どうにでもなれ。

「月に700万円、売り上げた事があります!」

「・・・???」

「ナイトクラブでアルバイトしてました!」

「・・・??」

「お店を任されてしまったのですが、すごく稼いだと思いませんか!?」

「・・・700万円がすごいかどうか、私達にはわからないけど・・・ね 」

あは、あはは、はははははははは・・・終了~。

さあ、あとは結果を天に任せるだけ。後日聞けば、私と戦った有名大学のイケイケA君は最終面接まで届かず、前回の私と戦った面接で落ちたそうだ。つまり私がここまで生き残ったって事になる。まあなんにせよ、ここまで勝ち抜いた時点でとんでもない倍率を上がって来た事に。700分の1どころかその数倍はあると思う。

そして後日、電話が鳴る。「おめでとう。内定です。」なんてこった。バカで運だけで大学まで来れた私がさらにとんでもない企業に受かってしまった。学年最下位で高校に受かり、勉強もしないで大学に受かり、そしてサークルで青春を謳歌しながら大企業に受かってしまった。700万円って言葉に引っかかったと役員が言ってたそうだ。おもしろそうなヤツだと。

さっそく両親に電話をした。「はあ?そんな会社知らん」「大丈夫なとこなんか、そこ?」と言ってた両親。「まあ、お前が受かったならどこでもええ」そんな感じだった世間知らずな両親。まあ私も最初は知らなかったけどね。後日、母親の「親族」が大騒ぎ。「あんたの息子、どえらいとこ受かっとるがな!」そこで両親すべてを悟る(笑)

そして晴れてとんでもない倍率を抜いた就職活動は終わったが、就職して気が付いた。

やっぱり私はどこでもパンツが脱げるだけが取り柄のバカだったのだ。

ある会社の飲み会でパンツを脱いだばっかりに仕事も干されてしまった。

脱げと言われて脱いだら干されたワケだ。その当時の出来事は未だに納得が行かないが、もしかしたら社会人という立場になった暁にはあまりパンツは脱がない方がいいのかもしれない。

 

超大手企業に受かる~運だけの人生「就職活動」編

ー完ー  (笑)

追記:ここまで読んでいただいたキトクな皆様、ありがとうございました。

「社会に出たらたらパンツを脱ぎなさい」編、書く価値も読む価値もないと思いますがご要望いただけるのでしたら書きます(笑)