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売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

⑤~集団討論で目立つは諸刃の剣~超大手企業に受かる

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前回、超巨大企業の筆記、1次面接をクリアした私。次は2次面接となる。再び、本社の面接会場へ赴く。すると、さらにわんさかと50人くらい・・・?いる!?(ナニこれ?)700人から3人に絞られたのはあくまでワタシの大学だけの話。いわゆる、「大学内の選抜」が終わったに過ぎなかった。私達は3流大学の代表3名である。

 「今日は集団討論してもらいます」

 10人ずつくらいで別れ、そのチーム内で討論を行う。部屋に入る。もちろん一番に入り、Uの字テーブルのカドに付いた。「議長を決めて」と監視人が言う。こういう場合、「議長立候補」は諸刃の剣である。うまくまとまれば、その功績は大きいが、まとまらない場合は「ただの目立ちたがり屋」として処理される。ワタシは決めていた「相手の出方をうかがいながら、批判せず、肯定して、さらに話を飛躍させる」。

ワタシは私立の3流大。残りのメンバーは一流の国公立ばかりであった(笑)ワタシが逆立ちしても、到底入れない名門大学の連中ばかり。こういう場合、ぶっちゃけ、チャンスです。(俺ほど遊んだヤツはいないだろうし、俺より頭悪いヤツもいないハズ)なんだかんだ、全国大会の経済弁論大会の議長すら経験している私。名門大学の雰囲気を知っていた。

(あいつらは徹底的に相手を批判してくる・・・)

 案の定だった(笑)喧々諤々(けんけんがくがく)の討論会。いいぞおお~、熱いよ~、もっとやれ~。議長も困ってるぞ~。ほぼ全員の意見が出揃ったところで私の発言。ここでも最後に発言できる「カド席」が優位となった。

 「Aさん、素晴らしい。Bさん、素晴らしい・Cさん、素晴らしい。Dさん、Eさん・・・素晴らしい。その全部のいいところを取ると・・こんな話になりますよね。ですので今度はそれを実現させる話をしませんか。せっかくすごい意見が出たんですから。バカなワタシでは思い付きすらしません。みんなすごいです。」議長のお株を奪う、まとめ役をやってのける。

もちろん、熱い討論を交わしていたヤツがケンカ腰で噛みついてくる。「それならその前にアナタの意見を出してくださいよ」「はい、妥協点を見つけるべきと考えてます。今、全員はほぼ、意見がバラバラじゃないですか。まず、土俵が違うなら土俵を統一しましょう。そして、ケンカ腰でディベートするなら・・・みんな同じ土俵で徹底的にやりましょうか(二コリ)」

 空気が凍り付く。(しまった・・・)という他のメンバー。明らかに調子に乗ってしゃべり過ぎなんだよお前ら!(徹底的にディベートするなら相手してやるぞ?)※ディベートとは簡単に言うと相手を叩き潰す討論会です。

 「という事で議長、そんな感じで進行したらいいと思うんですが、いかがでしょう?ここはひとつ議長に決めてもらいたいなと思うのですが」と、あくまで進行役の議長の顔を立てる。ホッとした議長。その瞬間から議長と私の変な関係が生まれる。私の意見が通りだすのだ。困った時は私に振って来るのだ。私はまるでご意見番のように、ケンカする子供たちをなだめるように・・。「和を以て貴しとなす。」(※意味はよくわからんけど、仲良くしようぜって事じゃないのかな)の精神で議長を立てつつ討論会をまとめていった。

 そんなこんなで2次面接も突破するのだが、、次の、3次面接はさきほど噛みついて来た有名大学のA君と「最終役員面接のイスを掛けて」競り合う事になった・・・。

 続く

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