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売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

⑥推薦入試は推薦状と面接次第

運だらけの人生を振り返るその⑥

 「推薦状」

 これがすごかった。

「学校創設以来のリーダーシップを持った生徒」「彼が動けば学校が動く」「加担した学校行事をことごとく成功に導く」全部ね、体育教官の先生からなんすよ、この言葉。あの・・・歯が浮きます。いろんな意味で目立ってしまった私も学校側からしてみれば便利なヤツなんでしょう。勉強はダメ。でもなんだかんだ学校行事で目立ってしまった事が「すごい推薦状」となってしまったワケです。人間とは不思議なモノです。そんな推薦状を書かれるとそんな気になってくるから不思議です。

その推薦状を携えて、いよいよ「面接」です。

ひたすら笑顔。ひたすら元気よく。そして、さりげなくその面接官との共通点を探します。人は「共通事項」があれば一気に親密さが増します。「天気」「出身地」「共通の知人」「共通の趣味」「共通の苦労」この時からすでにそのスキルを発揮していたようです。

とにかく話題を探します。しかしながら相手もツワモノ。なかなか突破の糸口が見えません。苦し紛れに発した一言は・・・中学1年生の時にちょっとだけやった事があった「NHKラジオ英会話」!(笑)

あまりに頭が悪い私に数学は無理だろうと、母から中学時代に始めさせられたヤツです。そのラジオの先生がどーとかあの音楽がどーとかラジオ内の話に花が咲きます。私、あまり覚えていませんでしたけど、記憶の断片を紡ぎながらなんとか話しを盛り上げる!約20分の面接が終わる。

(受かったかな?あとは点数か・・・)となった。ただね、ほんとにバカだった私が受かるレベルの大学じゃないんですよ、本当に。一応、家族には「ダメだと思う」と報告し、とりあえず私の受験戦争は終わった。

ふらふらした毎日を過ごし、いよいよ発表の日。学校に連絡が来る。私も職員室に待機する。職員室が騒然となる。(どしたの?)

「お、お、お、お、お、お、お前・・・」

「やっぱりダメでしたね」

「う、うか、うか、うかっ」

そこから先は大騒ぎ・・・しませんでした。落ちた子がかなりいたし、今から受験の生徒ばかりだし。ぐっと拳を握りしめ、おとなしく職員室を後にしました。

 一番先に報告したのは!!!!学食のおばちゃん!(笑)そして学食のとなりにある公衆電話で母親に電話。「電話の向こうでひっくり返った」って例えがあるけど本当にひっくり返ったらしい(笑)

万引きでつかまり、深夜徘徊でつかまり、朝方4時に警察署に何度も呼ばれ、尾崎豊が大好きだった私は歌詞通りに挙句の果てには「バイク好き」となり。そんな私が晴れて「大学」に受かりました。

そこからは、とにかく「堂々」とバイクに乗りたくて、免許取りに行ったりしましたね。受験中の生徒がほとんどだったから遊ぶ相手もあまりいなくて。ただ、当時付き合っていた年下の彼女には「一日1行勉強法」を伝授し、そしてついに大学生となるのであった。

高校編終了

運だけの人生~大学編~につづく(たぶん)