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売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

~第5話:勝算~社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

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~第2章突入~

⑤社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第5話:勝算~

 「異動だ」

10月という会社にとってキリがいい時に内示が出た。私は約3カ月もの間、会議室で過ごした事になる。

異動を言い渡された次の部署は「フレックスタイム・コアタイムなし」という会社にとって最高に都合がいい労務時間を最大限生かされる、まさに社畜の社畜による社畜の為の部署だった。

「24時間戦ってます」「運転しながらカップラーメン」「スーツは寝巻き」「ダンボールはフトン」「会社は寝床」しかしながら残業代は一切出ない。全員、基本給と役割給のみだ。そんな戦闘集団の超社畜集団だ。

ただ、売上数字は異色を放っていた。この戦闘集団が叩き出す数字は会社の中でも群を抜いていた。そんなチームから誘いが掛かったのは隔離時代にその課の課長と雑務を通して仲良くなったからかもしれないし、この課長は「あの」本部長ともかなり仲が良かったのだ。「あいつをください」と進言したらしく、今度の課長は私を拾い上げてくれた事になる恩師で、未だに感謝の気持ちを忘れた事がない。パンツを脱いだ結果、このチームへ異動し、この課長と巡り合えたという事にもなる。

私は仕事に飢えていたので、とにかく走り回った。寝る時間なんかいらないし、普通に仕事ができるって事がとてもうれしかった。工場の連中からも「おかえりw」だとか「脱獄したんか?w」などと言われながら過去に関係を良好に作り上げてた事も手伝って、通常では入らない工程をガンガン工場に押し込み、無理も聞いてくれた。他の先輩営業マンがビビるほど工場を手中にし、私を中心にゴリゴリと仕事が回り出したのだ。そんな状況のもと、メキメキと売上数字を伸ばしながら4年が経過し、私も26歳となった。

そして通算2回のパンツ脱ぎのチャンスが訪れる。

このチームには最強・最大のライバル会社があった。常にそのライバル会社としのぎを削っていたのだが、なかなか圧倒的な差を付けて勝つ事が出来なかった。

ある巨大なクライアント(仕事を発注する会社)のコンペが年2回あった。このコンペに2年連続、通算4連敗で負けていた。何が足りないのか。負けた理由は何か。分析するもとにかく情報が足りない。このクライアントのコンペ発注責任者は当時40歳過ぎのバリバリのキャリアウーマンだった。かなり仕事に厳しく、彼女に睨まれた業者は一切仕事を受注できなくなる程の権力を持っており、かなり恐れられていた。あの電通すら切った女だ。誰にも止められない女王様だった。そしてその女王様の部下には1人の女(26歳)がいた。この女も女王に業者の対応や悪口を、ことある事にいいつけては女王のご機嫌を取っている腰巻ヤロウだ。「虎の威を借りる狐」とはよく言ったもので、この女(26歳)もかなり恐れられていた。

「情報取ってくればいいんですね」

恩師の課長の役に立ちたい。この課長の為ならなんでもやれる。

私には勝算があった。

つづく

 

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~第4話:隔離族の逆襲~社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

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④社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第4話:隔離族の逆襲~

バカな私が奇跡的に受かった超大手の会社で、通算3回パンツを脱いだ。そのうち脱いだパンツ2回が大ヒットとなり、社長賞を2度も受けるという偉業を成し遂げる。

バカでどん底、仕事から干された私の起死回生、3回パンツを脱いだストーリー。

 

「おはようございます!金曜日はありがとうございました!」

月曜が来た。事故にも合わず、急病にもならず、普通に出勤出来てしまった。とびっきりの笑顔で元気よく挨拶するしかない。もう開き直るしかなかった。

「ああ?・・・ああ、おはよう」

 

・・・・・?

 

・・・・・・??

 

お咎めなし?

さすが大企業だ。新人の粗相(そそう)なんて良くある事だ(と思いたい)。

席に着く。(ふう、やれやれだぜ。さて、今日も一日PCとにらめっこか)

「お前、こっち」

課長から呼ばれる。会議室に来いと。

「今日からここで過ごせ」

「頼むからもう問題は起こさないでくれ・・・」

課長はゲッソリしてた。おそらく土日のうちに本部長からかなり絞られたのだろう。

この課長は温和でノンビリ、年の功だけで管理職になったような課長だ。

 

「ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。」

「ただ一言だけいいですか」

私は言った。

「金曜の件は心から反省しております」

「ただ、私は先輩に命令されてパンツを脱ぎました。それだけはご理解下さい」

「わかったから、もう脱ぐな」

「以後、気を付けます」

 

「ついでに・・、もう仕事はするなって事でしょうか」

 「ほとぼりが冷めるまでな」

 

そのほとぼりがいつ冷めるかわからない。

私は営業フロアからも外されPCすら触れず、完全に干された。

 

ざっと5人くらいが入れる会議室。たまに作業で使うくらいであまり使われない部屋。ここが私の職場だ。

入社3ヶ月目にして、私は窓際族よりもさらに上級の「隔離族」となってしまった。

 

ヒマだ。することは全くない。トイレと昼飯以外は外に出れない。与えられた作業は「反省文」を書く事。

そんなの3日もしたら書く事がなくなる。ただ18時になると天敵の本部長に挨拶もせず帰っていいという特権が付いた。

考えようによってはこれで給料がもらえるのだ。いいのかもしれない。きっと会社は私を自主退職に追い込むつもりだろう。

それも良かったが、この会社への就職を喜んでくれた両親や「先輩すげーっす!」と言った大学の後輩たちの顔が目に浮かぶ。

(ふん、浮かび上がってやる)

お膳立ては最高じゃないか。これぞよく映画で見るサクセスストーリーってヤツだ。いつも最下位から這い上がってきたじゃないか。

私は行動に移す事にした。本部長がいない時間をトイレに行くフリして確認し、各部署を回って雑務をもらい始めたのだ。

どこの部署も人手不足。こなす書類は山ほどあるが、その中でもPCが不要な雑務をかたっぱしからもらって本部長が戻る夕方まで会議室でこなして行った。

「なんでもやりまあああす」

本部長がいない営業フロアは天国だ。フロアの全員も厳しくうるさい嫌われ者の本部長の外出を待っているのだ。私は「自分の課以外」の雑務を取りまくった。だってヒマなんだからこっちも必死だし、浮かび上がるにはコレしかなかったのだ。そうこうしているとざっと300人はいるであろう営業フロアで「あの本部長にパンツ脱いでケンカ売った新人」は人気者になって行った。そしてあの夜の話は武勇伝さながら笑い話として伝わっていく。次第に「今日は本部長、出張だぜ」とか「本部長、直帰だから」とか私に耳打ちする社員がポツリポツリと出てき始めた。

「本部長以外の全職員と仲良くなってやる」

そんな気持ちが大きくなった。

 

続く

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~第3話:からみ酒のローラ~社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

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③社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第3話:おら飲めやぁ・からみ酒のローラ~

おティンティンにトイレットペーパーを巻いたローラは愕然とした。

(これは・・・お通夜どころの騒ぎじゃねーぜ・・・)

 

バカな私が奇跡的に受かった超大手の会社で、通算3回パンツを脱いだ。そのうち脱いだパンツ2回が大ヒットとなり、社長賞を2度も受けるという偉業を成し遂げる。

バカでどん底、仕事から干された私の起死回生、3回パンツを脱いだストーリー。

 

ローラがおティンティンにトイレットペーパーを巻き付け、全裸でカラオケ部屋へ突入した瞬間、そこは牢獄だった。まるで生きる希望を失った死んだ目をした囚人たち数人(管理職連中)が「ただ生かされている」ような情景。しかし歌い出してさえしまえば私の抜群の声量でなんとかなる・・・!私は負けない!歌い続ける!飛び道具はおティンティンだ!しかしながら死んだ魚の目をした管理職メンバーがニコリともせず、私を凝視している・・・っ!タバコの煙が充満し、薄暗いカラオケボックスの中で生きる屍と化した先輩達が私を見つめている・・・っ!

その席の奥には中堅営業マンの生き血をすすり、ごますり・お世辞・ヨイショで持ち上げられてもなお、独裁者としての立場を利用し、深夜2時になろうと言うのに誰もこの場からの撤退を許さないこの空間の全てを統べる王・・!あいつだ、【本部長】だ。

(OKわかった。アイツを倒してやる。)

ハイテンションでカラオケ会場に飛び込み、おティンティンにトイレットペーパーを巻いたローラは歌いながら本部長との距離を詰めて行った。不機嫌そうにタバコに火をつける本部長。(あ~あ、アイツやっちゃったな)と死んだ目で見つめる管理職連中。苦笑いすら出る雰囲気もない。

ロ~ラ~。君を誰が・・・

Oh・・ロ~ラ~そんなにしたの?

Oh・・ロ~ラ~悪い夢は忘れてしまおう~。

(さあ盛り上がって行くぜ!!)

口に含んだビールをおもむろにティッシュにブーっと吹きかけ、求愛行動にも似た激しい腰振りダンスが始まると、すでにそこには無防備な姿のマイおティンティンがトイレットペーパーの茂みをかき分け、縦横無尽に踊っている。カンペキだ。そうだ、これぞこの会社の最終面接で言い放った「700万円稼いだ事、ありまぁぁぁぁす!」時代に培った代表的な技だ。これでウケないワケがない、何度もこれでストレスが貯まったおばはん連中を虜にして来たのだ。

(コレでどうだ!?効いてるか??)

自慢の奥義を繰り出すとそのわずか数秒後、異変が起こる。

 

「この愛も!捧げる~♪」

 

「演奏が停止されました」

 

なんだとおおお!? あまりのプレッシャーに耐えかねた某管理職の一人が演奏を止めたのである。

 

「しーーーーーん・・・」

 

無防備なマイおティンティン。全員の突き刺さる視線。そして本部長。

 

 「ああ?なんやお前」

 

本部長は完全に酔ってる上に元々、こわもてのおっさんだ。どっから見てもヤクザだ。いつもならひるむところだが、私は酔っていた。そして理不尽な時間の呼び出しにもかかわらず、友達との飲み会を中断しタクシー代まで払ってここまで駆け付けた。そして私は救世主ばりにこのおっさんを「倒す」気にもなっていた。

管理職連中が固まっている。(おまえら根性ないの!)酔ってる上に全裸の私は無敵だった。私は脱ぐと気が大きくなる癖もあった。

「本部長さんよ~。今度俺とサシで飲みましょうや」どぼぼぼぼ(ビールをつぐ音)

「おお?いいぞ?お前、覚悟しとけよ?」

「ああ?何をですか?権力っすか?本部長さんの権力っすか?」

「お前、いい加減しとけよ?」

「あああ?やるんすか?いいっすよ?」

今思い出すだけでもとんでもない絡み酒だった。連結決算では売上1兆円を軽く超す会社である。そんな会社で営業本部長まで上り詰めた男に新人3カ月の仕事もロクにしたことがない、「ままこ」な私がケンカを売ってしまったのだ。

この出来事は金曜日。人生で一番死にたくなるような土日を送り、月曜を迎える。真剣にこの町からの逃亡を検討したほどだ。事故って死にたくないけど巻き込まれて入院くらいしたいと真剣に考えたけど、すんなり会社に着いてしまった。運命の月曜日が待っていた。

つづく

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~第2話:西城秀樹~社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

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②社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第2話:西城秀樹~

バカな私が奇跡的に受かった超大手の会社で、通算3回パンツを脱いだ。そのうち脱いだパンツ2回が大ヒットとなり、社長賞を2度も受けるという偉業を成し遂げる。

バカでどん底、仕事から干された私の起死回生、3回パンツを脱いだストーリー。

 

本部長に噛みついてからというもの、朝、出勤してから一日中、誰と話す事もなく一日を終える。そんな毎日が続いた。

一番の苦痛は帰りの挨拶だった。規則上、18時退勤だが18時に帰る人間など一人もいない。本当に一人もいないのだ。あまりに帰り辛い雰囲気の会社であったのも事実で、「早く帰る人間は仕事をしていない」、そう揶揄されるほど誰一人として帰らない。会社の時計が21時を超えてからぽつり・ぽつり、と「お先に失礼します・・・」と申し訳なさそうに社員が帰っていく。25時を超えるとようやく堂々と帰れる。そんな会社だった。

私は毎日ヒマだった。だってずっと机に座ってるだけだし。

18時になる。営業マンの目が私に集まる。私は毎日先陣を切って18時退社する特攻隊長だ(笑)

「することないので帰ります」ぺこり

本部長に向けた帰りの挨拶は皮肉にしか取れない腹いせかつ、事実だ。こちとら朝から何もしてないのだ。

私を指導する先輩が本部長から呼ばれ、こっぴどく言われたらしいが私は知ったこっちゃない。むしろ、ざまあみろ!だ。だいたい先輩と私には相互無関心条約が結ばれているのだ。ざまあ。

そんな毎日が続くある金曜の夜、管理職クラス営業マン5名と本部長を囲っての飲み会があった。ひたすら殿(本部長)のご機嫌をうかがう、いわゆる「誰も行きたくない飲み会」である。私の先輩も参加していた。

私はちょうど別の居酒屋で大学時代の友人3名と楽しく飲んでいた。そんな時、私の携帯がなる。その無関心条約を結んだ先輩からだ。

「今からこい。本部長の件、挽回させてやる」

「イヤです。友達と飲んでます」

「いいから来てくれ、お前の得意なカラオケで盛り上げてくれ」

どうやら殿の御一行はカラオケらしい。私もカラオケは好きだ。盛り上げ役と言えば私だ。今まで幾多のシラケた会場を盛り上げて来た。スナックで覚えた振付、踊り、合いの手、そして幼少の頃よりピアノを習い、ロックバンドではギターヴォーカル担当だった。けっこう飲んで酔ってた私は(ふふふ、俺の力が必要か!)と勝手に舞い上がり、一緒に飲んでた友人達に「本部長から呼ばれちゃってさ」などとデキる営業マンを演じ、タクシーに乗ってカラオケ会場へ向かった。

カラオケ会場へ到着する。

(ここは戦場だ。敵はあの本部長だ。どんなトラップがあるかわからない。油断するな、慎重に行け・・・!)

「今から2曲目に西城秀樹、入れてるからお前は曲が掛かったら乱入しろ」

部屋入口で私の到着を待ってた先輩から指令が来る。

「傷だらけのローラっすか?」

ふふん、余裕だぜ。だいたいおまえら、カラオケの盛り上げ方も知らんのか。

「パンツとか脱いでもいいから盛り上げてくれ・・」

ふふん、パンツなどどこでもいくらでも脱いで来たわっ!それくらいで躊躇する俺じゃない。しかし、無関心条約を結んだあの先輩が何度も何度も私に懇願してくる。きっとこの部屋の奥ではかなりの盛り下がりなのだろう。あの先輩が俺を頼っている・・・!ふふふ、この際、本部長などどうでもいいがここで一発決めて、クソ野郎どもに吠え面かかせてやるぜ・・・!

そして通算3回のうち、第1回目のパンツ脱ぎが実施される。

「傷だらけのローラ」がかかったと同時に私はトイレットペーパーでぐるぐる巻きにされた自慢のおティンティンをひっさげて、生ビール片手にほぼ全裸で本部長のいる本丸(カラオケ部屋)へ突撃したのであった。

 

次回予告:第三話~おら飲めやぁ・からみ酒のローラ~

 つづく

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とんでもない保険が出た。~ニッセイの底力~

ニッセイさんがとんでもない保険を出してきました。

個人用ではなく、法人用です。

こんな商品が出せるなんてやっぱりニッセイは日本、いや世界を牛耳る巨大保険会社であると再認識です。御かみ(金融庁)もニッセイさんの言う事だから・・・とこんな内容を認めざるを得なかったのでしょう^^;たぶん。

個人用の保険商品はう◯こだと思います。当ブログでもけちょんけちょん扱いです。もっと現場、セールスレディの事を考えて、他社に切り替えられないような商品を開発してやればいいのに。といっても販売手法の基本が更新型のパッケージ商品売りだから無理か。

さてこれは「法人用の保険」ですが、手書きのヒミツ文書公開(笑)

 

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◯告知がとても緩い(詳細不明)

◯最終的には死亡保険でなんと全損商品(詳細不明)

◯若い人より社長さん世代の年齢の方が保険料が安い(詳細不明)

◯解約返戻金を利用しての退職金作りに最適である(詳細不明)

◯死亡保険がなんと5億まで入れる(詳細不明)

※聞いただけの話なので「詳細不明」としておきます。検討・加入時は自己責任でお願い致します。

告知がめちゃゆるゆる

とにかく、まずは何がすごいかって、これ、加入時は「傷害保険」なのです。生命保険じゃない。つまりは損害保険だってこと。ケガに対する保険としてスタートする為、「告知」がとにかくめちゃ緩い。(らしい)

だいたい、経営者なんて50歳も超えたら色々出てくるよ。接待だとかお酒とか、健康診断の数値なんてめちゃくちゃさね。それが、なんとこれは損害保険です。ケガの保険です。直近での入院予定や過去2年以内の手術がなければほぼ入れる?過去の健康診断は不問という話も(詳細不明)

ビックリ大変身する

そして一定の期間(10年くらいとか?)を超えると大変身を遂げる。なんと!加入時の傷害保険から死亡保険、つまり生命保険に変身するそうです。(らしい)

「保険、入りたいけど入れなくてさ」という社長さん、どれだけ世の中にいると思う?そんな社長・役員さんがターゲットになるなら本当に恐ろしい保険内容ですよこれは。

若い世代より安い?

詳しくは聞いてないけど、保険の常識を覆す言葉。確かに加入時は障害保険です。つまり「ケガ」という視点で見ると、スポーツだとかなんだとか無茶してケガしやすい若い世代より自分のカラダをいたわる社長世代の方がケガはしにくいのかもしれないという見方なのかもです。結果、若い世代より保険料が安いという事なのかも。まさに社長世代にターゲットを絞っている。すごいよ、これ考えた人。

解約返戻金を利用した退職金作り

これが実際の目的でしょう。「全損」という事は保険料は「全額損金」扱い。つまり全額経費で計上できるって事です。利益が出て、4割近く税金で持っていかれるくらいならこの保険に加入して保険料として経費計上すればいい。そうすれば本来、税金として納めるお金を保険料として、貯蓄できるワケです。合法的な脱税だ。というと聞こえは悪いけど、ばっちり内部留保できます。そしてなんか80%近く貯まるらしい。税金で納めたハズのお金の8割が貯まってるって事だ。結果、110%を超える効果が見込める。(らしい)

MAX5億の死亡保険

これもすごい。世の中には健康告知に問題があって生命保険に入れない社長さんがどれだけいると思ってるんだ。それが最大5億の死亡保険に入れるってさ。もちろん最初は障害保険だから一定期間を超えないといけないけどね。

以上、ニッセイ、というか日本の生保会社が嫌いなワタシが、聞いただけの情報だけどまとめてみました。ニッセイさん、これだけの商品を開発したとかスゴイと思いますヨ。

日本社生保は嫌いだけど、生命保険に入れる間口を広げたって事だし、こういうのはすごくいいね!考えた人、スゴイ!

おわり

社会に出たらパンツを脱ぎなさい。~第一話:おもてなし~

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バカな私は奇跡的に受かった会社で、通算3回パンツを脱いだ。そのうち脱いだパンツ2回が大ヒットとなり、社長賞を2度も受けるという偉業を成し遂げる。

バカでどん底、仕事から干された私の起死回生、3回パンツを脱いだストーリー。

①社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第一話:おもてなし~

奇跡的に超大手の大企業に受かったものの、根本的な問題があった。私は「バカ」だったのだ。新人は各課に配属され、それぞれの課で教育担当の先輩に付いて色々と学んでいく。私は「バカ」な上にその私に付いた先輩が最悪だった。

「教えないから勝手に覚えろよ」

ドラマで良くあるパターンだけど、まさか自分がその主人公になりえるとは。

「わかりましたあ。勝手にやります!」

私はもちろん営業課へ配属。営業は取ってきた案件を綿密なスケジュールに基づき自社工場の設計部門や生産枠を確保、試験・実験を繰り返してクライアントへ納品する。

当時、工場は職人気質のオヤジばかりだった。工場の中堅連中は金髪ヤローもいて本当に我が物顔でのさばっていた。つまり、何が問題かって言うと「工場のワクが取れない」のだ。何せこちとら何も教えてもらっていない。しかも聞いた事もないような専門用語が飛び交う世界だしバカだからまったく何もわからない。結果、数字と専門用語を並べた工場の言い分に言い返す事もできず、いつもすごすごと営業フロアへ戻って行く毎日だった。

営業が仕事を取って来て初めて工場も仕事が発生する。逆に営業が仕事を取って来ても工場が稼働しなければその仕事は成り立たないのだ。

奇妙なパワーバランスではあるが、当時は間違いなく工場の立場が上だった。

「お前、いいかげんワク、入れて来いよ!」

入社して3カ月、私は「使えない新人」だった。先輩が取ってきた仕事もロクに工場へ回せず、納期ばかりが近づいて行く。数名の同期は良い先輩に付いたらしく、すでに工場との交渉技術も取得し、仕事を回せるところまで到達していた。

 (こうなったら)

私は外回りの営業にも行かずとことん工場に入り浸った。とにかく私の顔と名前を覚えてもらう作戦だ。工場の喫煙ルームにこもり、ひたすらタバコを吸う。タバコは最強のコミュニケーションツールだ。タバコとコーヒー片手に工場連中に顔を売った。ネタはパチンコ・風俗・営業職の女性社員の話、「誰と誰がやったらしい」とか大多数のおっさん連中が好む話題をひっさげ悪魔に魂を売ったヘビースモーカーと化すと、うるさいおっさん連中、いけ好かない中堅クラスの金髪ヤローも私の話術に落ちて行く。

そんな毎日が続き、次第に工場の連中とも打ち解けていたさなか、「営業も行かず、毎日タバコばかり吸ってサボっている新人がいる」と営業部へ通達される。

 さあボスの登場だ。超コワい営業本部長から呼び出しだ。ごごごごごごごご・・・・。

「お前、なんのつもりだ」ごごごごご・・。怖いよう・・・。でもひるまない。

「先輩が仕事教えてくれないから工場の連中に、お・し・ご・と・教えてもらってるんすよ。何が悪いんすか。本部長が教えてくれるんすか」

正面から噛みついてしまった。私もいい加減ストレスが溜まっていた。しかも工場からも嫌われモノの本部長ならネタ作りにはもってこい。「いや~本部長に怒られちった」的な話も工場連中が喜びそうだとこの際、ネタにする所存です。

 「お前、これから何もするな。今日から一日席に座っとれ」

お・も・て・な・し。つまり本部長のイジメが始まった。

 つづく

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⑦~奇跡の700分の1~超大手企業に受かる

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(役員面接か、役員って誰だ?)

 私は大学3年のアルバイト時代、某繁華街にて、ナイトクラブで働いていた。夕方から店に入り、それこそ夜が明けるまで・・・ストレスのたまったおばさん達の相手をしていた。お客は同じく繁華街で働くおねーさん(おばさん)たちである。

 ヒドイんですよ、ほんとに。アイスペールの氷を捨て、その中にヘネシーとフォアローゼスをドボドボと。ブランデーとバーボン。「ストレートじゃ、かわいそうだから」とビールを注ぎ、日本酒を入れ、特製カクテルの出来上がり。イッキで飲み干します。この世のモノとは思えないステキな味です。(ここはホストクラブじゃねーぞ)と思っても、相手からみたらホストクラブみたいなもの。男性店員が女性客をもてなすんだから。

 そんな経験をしていた私は、アルバイトながらいつの間にか、私と先輩が仕切る店となっていった。(マスターはどっかに逃亡してしまったw)バブルが弾けたとはいえ、まだまだバブルの余波はあった。平気で一人5万とか払って行く。小さいお店ながら、売上は月600~700万円とか普通だった。今考えたらすごい時代だよね。

 (どっちが社長だ?)

さて、最終面接が始まった。にこやかなお地蔵さんみたいなおっさんと眼光がするどいおっさん2名だった。よりによって、どうやら私は社長の顔すら調べず最終面接に赴いてしまったようである。(この際、どっちでもいいや。どうにでもなれ)と開き直るしか方法がなかった。さて、面接がたんたんと進む。しかしいまいちパッとしない。会話もイマイチ弾んでない?(なんかマズイ)と思った私は自分からこんな事を言い出した。いちかばちか。どうにでもなれ。

「月に700万円、売り上げた事があります!」

「・・・???」

「ナイトクラブでアルバイトしてました!」

「・・・??」

「お店を任されてしまったのですが、すごく稼いだと思いませんか!?」

「・・・700万円がすごいかどうか、私達にはわからないけど・・・ね 」

あは、あはは、はははははははは・・・終了~。

さあ、あとは結果を天に任せるだけ。後日聞けば、私と戦った有名大学のイケイケA君は最終面接まで届かず、前回の私と戦った面接で落ちたそうだ。つまり私がここまで生き残ったって事になる。まあなんにせよ、ここまで勝ち抜いた時点でとんでもない倍率を上がって来た事に。700分の1どころかその数倍はあると思う。

そして後日、電話が鳴る。「おめでとう。内定です。」なんてこった。バカで運だけで大学まで来れた私がさらにとんでもない企業に受かってしまった。学年最下位で高校に受かり、勉強もしないで大学に受かり、そしてサークルで青春を謳歌しながら大企業に受かってしまった。700万円って言葉に引っかかったと役員が言ってたそうだ。おもしろそうなヤツだと。

さっそく両親に電話をした。「はあ?そんな会社知らん」「大丈夫なとこなんか、そこ?」と言ってた両親。「まあ、お前が受かったならどこでもええ」そんな感じだった世間知らずな両親。まあ私も最初は知らなかったけどね。後日、母親の「親族」が大騒ぎ。「あんたの息子、どえらいとこ受かっとるがな!」そこで両親すべてを悟る(笑)

そして晴れてとんでもない倍率を抜いた就職活動は終わったが、就職して気が付いた。

やっぱり私はどこでもパンツが脱げるだけが取り柄のバカだったのだ。

ある会社の飲み会でパンツを脱いだばっかりに仕事も干されてしまった。

脱げと言われて脱いだら干されたワケだ。その当時の出来事は未だに納得が行かないが、もしかしたら社会人という立場になった暁にはあまりパンツは脱がない方がいいのかもしれない。

 

超大手企業に受かる~運だけの人生「就職活動」編

ー完ー  (笑)

追記:ここまで読んでいただいたキトクな皆様、ありがとうございました。

「社会に出たらたらパンツを脱ぎなさい」編、書く価値も読む価値もないと思いますがご要望いただけるのでしたら書きます(笑)